前々から気になっていた「インプロ」のこと、舘野先生にちらっとインプロ研究会したいんですよって相談したところ、ババっと声をかけていただき、これまたインプロ的に集まれる人がその日、その場に集まって何のプログラムもなく開催していただきました。 ✨ 日時;2018年7月25日(16:00〜18:00) 場所:立教大学 集まった人:三宅由莉 舘野 泰一 石戸谷 直紀 園部 友里恵 野村 真之介 堀 光希 なぜ私がここのところ俄かに「インプロ」に興味を持ち始めたのかといいますと、現在、私がUXワークショップ企画で専属している株式会社ビットデザインスタジオでは、UX(ユーザー経験)デザインを考える時に、身体をつくって演じながら思考する「 アクティングアウト 」という手法をワークショップで用いるからなんです。 これは、かつて90年代にプレイフルラーニングでお馴染みの上田信行先生とジョン前田氏によって行われたコンピュータの中身を演じてみるという「 Human powerd computer 」のワークショップに端を発しています。この時はまだワークショップというものが世間にも浸透していない時、ここから経験のデザインとは何かがダイナミックに動きはじめた時代の感覚を覚えています。 で、UXデザインの中でアクティングアウトとやらは、具体的にどういったことをするかと言いますと、 ある製品が使われる状況やサービスのシーンをグループになって 「こんなシーンでこんな風に使われるといいね」 「こんなシーンだとこんな機能があるとうれしいな」など、 即興でいろいろなペルソナになったり、時には製品そのものになりきって、演じながら企画やアイデアを 共 創していきます。 ※アクティングアウトとは: 開発における「アクティングアウト」とは、製品の使用シーンやサービスシーンを「身体」を使って演じてみる中から、脳ではまだ意識化されていない感覚(無意識)に注目し、そこでの気づきを開発に活かしていく手法。 by MiyakeYuri ビットデザインスタジオパンフレットより 実際にやってみると、頭やデスクトップ上で考えていた時には思いもよらない、アイデアが身体感覚や空間感覚などによって創発的に生まれてくる経験をします。結
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